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　司馬遼太郎によれば「革命期には思想家が現れ、非業の死をとげる。ついで戦略家の時代。三番目に登場するのは技術者である」。 官僚は、四番目に美味しいところをとります。思想家、戦略家は非業の死を遂げます。技術者も非業の死を遂げる人がいます。私はどの段階いだろう。

　膨大な著書によって技術者まで脱皮できたように思います。

　学内においては官僚となりました。私は20年弱、ずっとコース長として、同僚と子ども達を守りました。が、私を官僚として使える組織は外にはありません。

　冷静に考えれば、私には過ぎた人生です。

　明治以来の日本の教育の歴史において、大学教師の発信する理論・実践論が日本全国に影響を与えたのは、佐藤学先生と私だけだと思います（違いますか？）。すみません、大学者の佐藤学先生と比肩することをお許し下さい。

　中学校、高校、大学学部で屑だった私に今がある。ビックリ。