■ [大事なこと]至宝
私は求められれば、それに応えるという気持ちで出張を引き受けました。その結果、年間70日が出張になってしまいました。そして不整脈になりました。そのため、健康のため出張の基準を設けました。生きるための基準です。
私は大学の教員です。忙しいですが、時間の自由が効きます。色々なことはゼミ生がこなしてくれます。チームとして対応しています。ということで私でも出張をこなしています。
ところがです、小中高の教師として日常の仕事をしつつ、私以上の出張をこなしている方がおられます。私は心配でしょうがありません。その方々は、日本の教育の至宝だと思っています。その方々の一言一言でどれほどの人が救われたのでしょう。ネットをちょっと調べれば、その方々の凄さが分かります。その方々が長く、多くの方々の救いになって欲しい。だから健康であって欲しい。
なんかいいシステム無いかなと思うのです。一定以上の実績があれば、各県の給与は保証されつつも、専科となり、週の勤務が3日になるというシステム。優れた教師を小中高の現場におきつつ、全国の教師の救いになるようにするには。
追伸 正直、大学教員という道がいい道か分からなくなっているのです。昔は定年が60歳以降でした。でも、あと十年もたてば小中高の先生方の定年制も変わると思います。大学教員の昇級ストップ年齢が下がり、教授になる年齢も上がっています。准教授の給与で教授を十年近く務めると言うことが定常的になりつつあります。