■ [大事なこと]本
私は本を読んでください、と、連呼しています。
私は毎日、多くの人からお悩み相談を受けています。その積み重ねが本なのです。
『学び合い』はシンプルです。だから、お悩みが典型的になります。だから本にまとめました。
が、お悩み相談を今でも受けます。理由は読んでないからです。
ま、分かります。私が高校教師だった頃、忙しくて本を読んでいませんでした。が、読みもしなくて成功するなんて無理。でも、一人も見捨てたくないから、毎日、お悩み相談を受けています。
■ [大事なこと]次
『学び合い』を実践するならば本を読むことです。本を読めば、必ず、今以上になります。
が、読みません。1冊か2冊程度で実践します。
私は様々な本を書きますが、その殆どは初心者用です。2000円以下の値段設定をするならば、ページ数は限られています。その中で完結するとなれば、今までにも書いたものも書かねばなりません。
つまり、『学び合い』の全貌をとらえようとすれば、かなりの本を読まなければなりません。もちろん、そうでなくても分かるような本を書いていますが、実践を始める人が「その」本を読むとは限りません。
じゃ、どうするか?
色々な本を読み、実践し、失敗することによって、私の本の短いフレーズの重要性を理解する。そして、それを周りの人に伝える。しかありません。
そのためにも、本を読む人を増やさねば。
■ [嬉しい]仕事
私は毎日仕事をしています。
平成31年度に免許法が変わります。そのため、教員養成系学部・大学院はその申請で大わらわです。事務の人は分厚い事務手続きの説明冊子を読んでいます。おそらく、教員の中でそれを読む人は殆どないと思います。自分でも変だと思うのですが、私はその手の書類を読むのが「好き」です。何故、好きなのかといえば、それを分かっているか、いないかで我々教員がしなければならない作業量、そして、その後の展開が天と地ほどの差が生じるからです。
だから感覚的には推理小説を読んでいるように読みます。さりげない1行にポイントがあることを見いだすとワクワクします。
私が所属する組織の人は苦労を最小限にするにはどうするかが分かります。
でも、その他の組織はどうなるのだろう、と思います。もしかしたら膨大な書類を書くはめになるのかなと思います。ま、比較する対象がなければ「しょうがない」と思うのでしょうね。ふと思います。学校現場のブラックは、単に関係する公文書を読んでいないからではないでしょうか?管理職はもちろん、教諭も読むべきです。
追伸 ということを、7つのルール(学陽書房)に書きました。知らない人が多いから、私の勝率は高いのです。