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2018-09-29

[]暗くする 20:46 暗くする - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 暗くする - 西川純のメモ 暗くする - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日の上越の会の最後に参加しました。求められて短く語りました。でも、参加者の反応はよくありません。今日、その会に参加したゼミ生が「暗くなりました」とのこと。

 一般の人ならまだしも、現役ゼミ生さえも暗くしたことにビックリしました。

 これからの教育は大きく変わります。でも、『学び合い』実践者だったらどんな変化でも生き残れます。それを説明しました。

 次に、生き残れない教師に対してどうするか?です。

 一人も見捨てない、は自分の得です。もし、集団の中で「るんるん」の人がいたらどうなるでしょうか?だから、頑固で分からない人を相手にするときも、その人が『学び合い』が分からなくても、その人のプラスになることをすればいいのです。

 具体的な話をしばらくして、顔が晴れ晴れしました。

 思いました。超高度な話をしてしまった。反省。

[]暗くなる 20:46 暗くなる - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 暗くなる - 西川純のメモ 暗くなる - 西川純のメモ のブックマークコメント

 最近、暗いのです。理由を説明します。

 私が色々な教師と話し合うと「この教材はいい」、「この発問はいい」という言葉を聞きます。私は腹の中で、「だれにとって?」と聞きます。その人達は「子どもにとって」と言うのでしょう。でも、子どもという子どもは一人もいないのです。それが分からない。

 一連の流れをリサーチすると、評価が一元化する危険性があることを感じます。それは「偏差値」の誕生のようです。

 どこかに「正しい評価」があると思っている人が大多数です。それによって個別最適化されるべき教育が歪められることを気に病みます。心の中で、しぶとい教育村は、それを形骸化するでしょう。その結果、多くの子どもが不幸になる。

 と、思って暗くなります。