私は挨拶は大事だと思っています。会ったら挨拶するし、挨拶をされたら挨拶します。それの延長上で、いただいた年賀状には返信をします。当たり前のことですが、これをみんなやったら、大変なことになりますね。だから、断ち切ることも礼儀なのかもしれません。
私は25歳で高校教師になりました。定時制高校でしたので、年上の方もおられました。当時、42歳の樋口さんと36歳の野口さんです。私にとっては人生の大先輩です。この方々に「先生」と呼ばれるたびに、身が震えます。
本日、野口さんよりはがきを受け取りました。南極へ旅行をされているようです。私が大学に異動した後も年賀状をいただいております。もちろん、私も。今年は身内の不祝儀があったので、私も野口さんも年賀状のやりとりはありません。そこで、この時期のはがきと理解しています。
当時は25歳と36歳です。圧倒的な違いです。今は私が60歳で野口さんは71歳です。先輩との感覚です。そして、その年で南極旅行をされている老後をうらやみます。
大学に異動後に多くの教え子と付き合いました。そのギャップは野口さんより近い。
教師と教え子の関係は、年とともに近くなります。面白いな、と思いました。
教え子諸氏へ
私は血統で、頭の毛はふさふさで黒髪です。食事制限のおかげで、太りすぎていません。という私に若々しい諸君の再会を期待しています。