従来型の授業を改善する方々の言説は、全て、芸人の芸論のレベルです。ようは何を語るか、どう表現するかです。それが目指すのは、語る内容が分かるか、楽しいか、のレベルです。
面白いから、分かるから教師なのでしょうか?
我々は自分たちの幸せを考えていると思われるのが教師だと思います。そして、その視野が卒業後、10年後、30年後、50年後、その先、となればなるほと、それが分かる子どもの確信が深まるのです。
すみませんが、普通の教師が考えるいい授業なんて簡単なものです。そうでなければ、新任1年目で、暴走族相手に物理の授業を成立させるなんて無理です。不遜ですが、名人授業の言説に接するたびに、私の教えた子どもたちの前では霞です。