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兼業

 現職教員が大学院に進学する方法は二つあります。

 一つは都道府県の派遣の枠に入る方法です。この場合は、給与は満額貰えます。もう一つは自主的研修、休業制度です。この場合、給与は貰えません。遺失利益は1千万円以上です。今までも、何人もゼミ生として受け入れました。頭が下がります。

 上越教育大学の場合、休業制度で入学した場合は学費は免除されます(詳しくは事務に問い合わせ下さい)。

 もう一つ大事なことがあります。

 兼業です。

 教育公務員は兼業が認められています。教育公務員として品位に欠けないこと。その兼業によって本来の職務に関する職能向上がなされること。そして社会的貢献がなされること。これが認められれば兼業は認められます。残念ながら、多くの自治体でこの検討がなされていません。だから、もし、あなたが遺失利益を分かった上で学びたいと思うならば、兼業にトライして下さい。具体的には、在学中に非常勤講師として勤める選択肢を持って欲しいのです。

 ある自治体に、問い合わせをしました。結果、門前払いではありません。ただ、前例がないので検討したいとのことです。

 ある方がいます。どうしても西川ゼミに入りたかった。でも、その県から派遣枠はなかった。無謀にも県教育委員会に直訴しました。その結果、私がお願いすれば通るとのこと。私はお願いに行きました。大変、丁重に受けてくれて、希望がある場合は派遣可能であることを言っていただけました。

 キリスト教の聖書のマタイの福音書の言葉を思い出します。

 求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば、見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。すべて求める者は得、捜す者は見いだし、門をたたく者はあけてもらえるからである

 前例主義の地方行政において、最初に門をたたく人は、後進に多くの可能性を開くものです。第一、何のデメリットはありません。ダメ元と思えば。