■ [嬉しい]スピード
2007年11月21日に群馬県の県センターで講演しました。それをきっかけに群馬のある先生からメールをいただいたのは「2007/12/04 0:04」です。そして、「2008/03/21 23:55」に、その先生の教え子からメールをいただきました。その内容は以下の通りであり、ぶったまげました。
『始めまして、こんにちばんは。私は学びあいを理科で取り入れている学校の生徒です。学びあいはとても効率がよくて、友達とかかわれるいいキッカケになると思います。(中略)理科などの理解が必要な教科では学びあいやすいです。ですが、歴史や漢字などのまるっきり覚えるような暗記の世界の教科だとなにをすればいいのかよくわかりません。この前少しだけやったのですが、みんなでチェックしあうというだけの活動になってしまい、あまり効率的に動けませんでした^^;どうやればもっと効率的に動けますかね・・・。やり方を教えてくれとまではいきませんがせめて、ヒントを教えてください。そうすればみんなでどうやったら効率がいいかなどを討論すればいいと思います。なのでヒントをください。m(._.)mおねがいします。』
読んでおわかりのように、教師の視点に立っているのです。本当に、学習者は有能です。そして、その学習者を育てた教師も有能です。その後のメールのやりとりで、どんな凄い子どもなんだろうと思っていましたが、昨年の埼玉の会で会ったら、本当に可愛い男の子でギャップにどぎまぎしました。その子が埼玉の会で発表するのです。学習者が教師と並んで発表する、そんなことが出来る教育の研究会って、今まであったでしょうか!(でも、当たり前ですよね。だって、子どもに学ぶ教師の会、なんですから。あはははは)
神奈川県から最初に同志として付き合ったのはjanglejapさんです。最初はブログでのコメントで日付は「2007/10/12 20:38」です。メールとしてのつきあいは「2007/10/22 21:10」です。そして、二番目の同志であるIさんからメールをいただいたのは「2008/04/04 21:18」でした。私は神奈川に『学び合い』が根付くには時間がかかると思っていました。ところが天の采配か、繋がるべくして繋がった人たちのおかげで、明後日に神奈川の会が開かれます。そして、janglejapさんの『学び合い』の最初の教え子に会えるのです。
私が理学部から教育研究に足を踏み込んだ直後は、教育研究なんて古くさい文献を読んで、らちもない言葉遊びをしているだけと思っていました。でも、こんなダイナミックで面白い経験を出来るなんて想像もしていませんでした。