■ [大事なこと]学級崩壊
学級崩壊が何故起こるか、色々な分析があるでしょう。
どんな先生のクラスにおいても、教師にたてつく子どもはいます。でも、それでは学級崩壊にはなりません。学級崩壊が起こるのは、その他の子どもも教師にたてつくと起こります。でも、一般の子どもが教師にたてつくのは非常に勇気が必要です。周りがたてつかないと踏ん切りが付きません。最初から教師にたてつく子どもは、クラスの地位は高くありません。だから、その子がたてつくからといって、教師にたてつくことはしません。学級崩壊はクラスの賢い子・徳のある子から見捨てられることに起因すると思います。その子でさえ教師にたてをつくのならば、周りの子どもも安心してたてつくことが出来ます。
しかし、賢い子・徳のある子が何故、教師にたてをつくのでしょうか。そのような子は、教師が求めることに応えようとします。ところが、それに従って行動しても、教師が別の場面で別なことを求めます。「え!?」と思いつつも、それに従います。ところが、教師が別な場面で別のことを求めます。「え!?」と思いつつも・・・・。この繰り返しの中で、「この先生に従ってもしょうがない」と思い始め、その教師を見捨てるのです。考えてください。方針のころころ変わる校長の下で職員がどのような行動をするか、あれと同じです。おそらく、学級崩壊をするような教師も、方針がころころ変わる校長も、自分は一貫した方針でやっていると思いこんでいると思います。しかし、その方針が不明確であると思います。具体的には、言語化できないのです。ハッキリ言えば、思いつきレベルです。そして、言語出来たとしても、そのルールが個別的で、数が多いのです。だから、管下のものにとっては理解できません(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20040525/1172818596)。
あるメモ(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/mana-mama5/20090610/1244648281)を読みながら、上記を思い出しました。怖いことです。