歴史上の巨大組織の中で外圧無しで自己改革した組織はローマ帝国、ローマンカトリック、日本の皇室だけだと思います。それ以外は外圧があったときに改革します。しかし、時既に遅く瓦解します。だから3つは例外的に500年以上の命脈を保ったのです。
多くの教師にとっては、今の教育は巨大で動かしがたい組織だと思うでしょう。自分が何をしても変わらないと思うでしょう。そうです、仮に県教育長でも変えられません。しかし、時代がその組織に退場を命じる事態になったら、凡人でも出来ることが出来ます。それは退場の時期を早めることです。
今の教育には自己改革の能力はありません。だから、子ども・保護者がそれを捨てればいいのです。その速度を速めることは凡夫でも出来ます。Society5.0に向けた進路指導 個別最適化時代をどう生きるか(https://amzn.to/2VuLp3b)が発売されました。お読みいただければ、私が何を考えているか分かります。
崩壊したらどうなるでしょうか?
私は楽観視しています。日本の官僚は有能です。終戦の日本を復興させ、バブル崩壊を乗り越えたのは有能な官僚に負うところは大きい。崩壊がハッキリすれば、日本の官僚はその能力をいかんなく発揮します。
だから、さっさと崩壊させるべきなのです。
分からない人を説得せず、分かりたい人に必要な情報を与えましょう。教育村の住民より子どもと保護者の方のアンテナが高い。
急流で船を操るためには、流れより速く進まなければなりません。