私の呼びかけに応えるメールの中で、『学び合い』の古くからの実践者からのメールがありました。名前と肩書きを読んで腰を抜かしました。校長になっていました。古くからの『学び合い』実践者はイノベーターが多い。だから、管理職向きとは言いがたいです。きっとしたたかなアーリーアダプターなのでしょう。
校長としての働き方改革の一覧は見事です。
何度も書きましたが、実は校長には素晴らしい権限があります。その権限を使って、教育委員会と交渉すれば、かなりのことが出来ます。しかし、かなりの管理職が自らの権限を放棄し、教育委員会の対策を従うということをします。教育委員会は管下の全ての学校、子ども達に責任があります。だから、「こうしたらいいよな」と分かっていても、それを一律に強いた場合、混乱することを知っています。従って、全ての校長・教諭でも出来そうなレベル、つまり、腰が引けた校長、何もしたくない教諭が受け入れられるレベルにまで後退し、逃げ道を用意した対策しか提示できないのです。
メールを読みながら、意を強くしました。
