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誤差論

 物理の実験を学ぶとき誤差論を学びます。それぞれの測定値が求めたい値にどれほどに影響を与えるかです。例えば、ある濃度の塩水をつくるとき、化学天秤で0.0001%の精度で塩を測定しても、1%の目分量のメスシリンダーで水を測定したら1%の塩水しか出来ず、化学天秤は無意味なのです。

 これは実験物理学を学んだ人間には自明ですが、圧倒的大多数の人は知りません。だから、一部分にエネルギーを費やしているのですが、バランスが悪く、殆ど無意味です。これって文部科学省はじめ都道府県教育委員会のデータの全てに当てはまります。

 誤差論を学んだ人にとって、悪いですが、噴飯物です。

 でも、可愛そうなのは、無意味なエネルギーを費やすことを強いられ、本来の教育のエネルギーを削られている現場教師です。

 もし、これを見ている行政の方がおられたら、誤差論を学んでください。ようは多段階ではなくオンオフのノンパラメトリックにすれば良いのです。パラメトリックにしても、ほとんど意味がない。