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呪縛

 コロナ対策としてタブレットの一人1台を前倒しにするそうです。困ったものです。

 この危機的な状況において、工業化社会の規格化、同時化の呪縛から逃れて欲しい。

 一人1台を実現するのにどれほどの時間がかかると思いますか?それで間に合いますか?それにコンテンツはどうするのですか?

 私だったら、

 1)小中高での携帯電話の利用を認める。(それを持っていない子どもにタブレットを配布する。

 2)トライイット、ウエッブ玉塾等のネット授業の利用を認める。

 3)体育館等の大型公共施設にフリーのネットを用意する。

 4)子どもは必ずしも学校に出席しなくとも、何をどれだけ学んだかを報告することによって出席に認める。

 をしますね。でも、規格化、同時化の呪縛から逃れられない人達は、子どもによって環境に違いが出ることは問題だ、とか、質保証が出来ないと言うでしょう。でも、環境に違いがあるのは昔からです。適切に保証すれば良い。質保証が出来ないと言われますが、私は授業中に寝てたり、目が泳いで宇宙に漂っている子どもを何人もいることを知っています。それで質保証していただのでしょうか?

 『学び合い』で上記でやれば、何の問題も無く、環境の格差の是正、質の保証が出来ます。なんとなれば環境の整っている子どもから有益な情報が流れます。「勉強しよう」と言い合っている集団の質は保証されています。子どもは知っています。教師の目からは逃れられるけど、同級生の目からは逃れられないことを。