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手詰まり

 馬鹿馬鹿しすぎてコメントをするつもりもなかったのですが、色々な方より聞かれるのですアップします。

「JAPAN e ポートフォリオ(JeP)」の運営許可の取り消しを文部科学省で検討しているそうです。

 すみません、文部科学省の本省の担当者は何を考えているのか分かりません。英語技能の外部委託もそうですが、今回の改革の全てには反発があることは素人でも分かります。それの対策をしていないのですか?すみませんが、無能すぎます。

 英語技能の外部委託に関して「みのたけ」と言わずに「各大学のアドミッションポリシーに基づいて選択してください」と言えばいいのです。今回のJePだって、大学にインセンティブを与えればいいだけのことです。まあ、100億円の予算があれば、多くの大学は選択します。それを大臣に進言できない。

 でも、私が恐れていることは、次の学習指導要領の改訂の際、民間は誰もサポートしないだろうと言うことです。だって、こんな失礼なことをし続けているのですから。民間は文部科学省の外で稼いだ方が得だということ知りました。そして、商慣習に反することを普通にするのが文部科学省であることを知りました。仮に、次期学習指導要領で何か大きなことをしようとしても民間は見向きもしません。まあ、応札するのは中国に丸投げする企業ぐらいで、それが大問題になるでしょう。

 根本的にはヴィジョンがないことです。

 4技能も馬鹿馬鹿しい。発展途上国の子どもたちは外国語を流ちょうに話せます。東京大学の学生さんは出来ません。4技能を高めても無理なのです。4技能を高める必然性がないからです。ポートフォリオも、アイビーリークの入試を理解していない。ま、知っているのですが、不公平と言われたときにはっきりと説明できる見識も無い。そんな官僚に改革は、無理です。

 今から数年前に、ある方より文部科学省が経済産業省の下部組織になると聞いたときは腰を抜かしました。でも、そういうのはありかもしれないと思っています。

 私の尊敬する小林学先生の所属した文部科学省の方々へ、地方大学の野人の暴言をお許しください。でも、間違っていますか?