教員定数の確保したい文部科学省と、それを押さえようとする財務省の攻防はずっと前からです。
文部科学省の主張する少人数教育の効果はエビデンスが殆どありません。数少ない研究では効果は限定的であることが知られています。では少人数教育の論理で何とか出来たのは何故かと言えば、国民の多くは少人数教育の方がいいだろうと素人的(ナイーブ)に信じているからです。だから、政治家はそれを無視できないから。しかし中室牧子の学力の経済学(https://amzn.to/3kyheTp)によって国民が知り、何よりも財務担当者がエビデンスを持ったのです。
私だったら少人数教育ではなく、Society5.0の個別最適化によって教員定数の確保をするけどな。なんで、いつまでも少人数に固執するのだろう。一番恐ろしいのは、作戦では無く、本当に少人数教育に効果があると文部官僚が信じていること。