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2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

質問

ICTに関する様々な発表会、研修会に参加して、私が最初に聞くのは「タブレットを使わないことが出来ますか?」です。聞かれた方は、目が点になります。そして、この人達は個別最適化を理解していないことを理解します。あとは、ニコニコとその場を去ります。…

選択

研究者の最大の資質は何だと思いますか? 発想力 持続力 色々あるでしょう。でも、一番大事なのは指導教員を選ぶ能力なのです。おそらく、それで決まります。 多くの秀才は、それで決まります。正しく導き、その人の特性に合った道を本人が選べるような人に…

封印

私は小学校から大学の学部の間、勝手気ままに遊び回っていました。人に言える遊び方もしましたし、人に言えないくずみたいな遊びをしました。とにかく可処分時間をそれに費やしました。例外は高校2年の冬から高校3年の冬の受験の時期です。 大学学部を終える…

常々不思議に思っていることがあります。現状では無理だと感じているのは、司、司のそれぞれにいます。文部科学省にも、都道府県教育委員会にも。その方々は、どう考え、どう行動しているのでしょうか? まあ、持続的イノベーションの旧体制が喜ぶことをやっ…

幸せ

昨日は2週間ぶりに授業をしました。学生さんをいじくりながらの授業です。とても楽しかった。教師として授業は楽しいというのは幸せだと思います。

難しい

知らない学生さんに、西川ゼミを説明することが難しいです。自由だと言っても、西川ゼミの自由はゼミ生じゃないと分からない。『学び合い』といっても分からない。一人も見捨てないと言っても分からない。入らないと、本当のところは分からない。結局、直感…

中級者

私の本の9割ぐらいは、『学び合い』をこれから始めようとする入門者本です。最近は、授業方法として『学び合い』を殆ど書かない上級者編もあります。ただ、抜けているのは中級者編です。ようは、『学び合い』の授業は出来るけど、これからの将来は不安。とい…

読みましたか?

ゼミ生から授業レベルの質問を受けると、これこれの本を読んだか?と聞きます。不遜ですが、普通の授業レベルならば、『学び合い』は完成されています。発想を変えれば、かなり「まし」の道が見えます。ただ、多くの人は読まない。

代案

私は現状の教育に否定的なことを言っています。でも、つねに代案があります。一番大変なクラスを2時間お任せ下さい。魔法のように変えます、と豪語しています。私の場合は莫大な講演料を求めますが、ゼミ生だったら実費で承ります。大変なクラスをそこそこ、…

因業

この年になると、自分が成したことを考えます。 いわゆる業績。学術論文。著書。学会賞。学会での役割。これらに関しては、私の実力以上だと思います。大学院の時、著書、論文を積み上げて身長を超えるべきだと豪語した先生がいましたが、それを聞いたとき、…

試金石

城山三郎の「官僚たちの夏」の時代は、自らがなしたことに関して現場の人の声の実感を得ていただろう。私の指導教官だった小林先生は、実に多くの子どもと教師のエピソードがあった。でも、今はどうだろう。そこにあるのは、行政の人たち、リードする教師と…

上司

城山三郎の「官僚たちの夏」は好きな小説です。そこでは官僚達の上司・部下の間の熱い戦いがありました。ところが大臣の影がない。おそらく、官僚にとって大臣は「ツール」なのでしょう。そりゃそうです。その道のプロが十年、二十年のけ意見に基づいて方針…

話術

私の講演をお聞きになった方だったらお分かりと思いますが、私は一斉指導が上手いです。大講義室で講義すると、最後には拍手が自然発生するほどです。これは暴走族がいっぱいいるクラスで物理の授業を成立させるために、生き残るために磨いた技です。 自分と…

捨てる

不登校の子ども・保護者の中で、捨登校の子どもが増えていると思います。保育園を求める親には今の学校は最適解です。しかし、子どもの教育を考える親にとっては・・・

情けない

でも、私が高校教師だったころ、そして子どもを守れなかったことを思い起こせば、無理なのは仕方がない。考え方の作法、コードの問題だから。今から私が語る事を読んだ上で、文部科学大臣の会見をお読みください。 私は講義で以下のように語ります。 不登校…

あわない

堀江貴文さん、落合陽一さんの」「10年後の仕事図鑑」を読みました。啓発される本です。一般人向けに対して、ちゃんとしたエビデンスを提供している姿勢があります。だから、好感を持ちます。しかし、途中でやめました。 何故なら、勝ち組になろうとしている…

ギフテッド

文部科学省がギフテッドの子どもに対する対策をするようです( https://news.yahoo.co.jp/articles/0c2adc93499d5f959fcb6fcb9e035724826e1d85 )。しかし、100%確実に無駄でしょう。何故なら、学術的に誰も明らかにしたことのない、そしてあるわけない、万…

誤差論

物理の実験を学ぶとき誤差論を学びます。それぞれの測定値が求めたい値にどれほどに影響を与えるかです。例えば、ある濃度の塩水をつくるとき、化学天秤で0.0001%の精度で塩を測定しても、1%の目分量のメスシリンダーで水を測定したら1%の塩水しか出来ず…

行政の作法

行政は方法に拘りますが、結果には無頓着です。 例えば、教員の研修の回数や量を縛ろうとしますが、その結果を評価しようとしません。 もし、研修によって達成したいことが本当に重要ならば、研修方法は教員に任せ、達成しているか否かを評価するべきだと思…

少人数

国民が素人考えを持っていれば、政治家は素人考えに従います。衆愚政治という民主主義の悪い一面です。 冷静に考えれば、40人学級を35人学級にして、どれほど変わりますか?10人学級ぐらいになれば大分変わるでしょう。しかし、40→35は誤差の範囲内です。そ…